サラっと読むだけ!英語プレゼン恐怖症を和らげるコツ&フレーズ集

2017年3月29日 13時19分

1 準備編 〜本番前に知りたい6つのこと〜  
1-1知って得する「プレゼンの心がまえ」 
1-2成功するプレゼンの「3つの型」とは? 
1-3効率アップ!スライドの作成法 
1-4スライドの棒読みは、NG! 
1-5直訳に固執せず、シンプルに 
1-6”発音の壁”の攻略法 


2実践編 〜「知っててよかった!」役立ちフレーズ集〜 
2-1 あいさつからスタート 
2-2 目的を伝えよう 
2-3 本題に入るには 
2-4 話を区切りたい 
2-5 次の話題に移るときは 
2-6内容をまとめると 
2-7 しめの言葉 
2-8 質問に答えよう 


3復習編 〜カンタン・ステップアップ!〜 
3-1これだけは、おさえよう! 
3-2よいプレゼンにする「3つのコツ」 
3-3魅力あるスライドにするには? 
3-4もっと、上達したいなら、、 


まとめ 

1準備編〜本番前に知りたい6つのこと〜

「急に英語でプレゼンをしなくちゃいけない!」

 

お仕事や学校の授業で、プレゼンを突然任され、「困っている、、。」

そんな、あなたに、お届けします。

 

発表の内容は、状況によりさまざまかと思います。

 

しかし、安心して下さい。

 

プレゼンテーションの構成や話す形式は、パターン化されていることが多いです。

 

今回は、「準備編」、「実践編」、「復習編」と3パートに分けて、お伝えします。

 

まずは、「準備編」で、本番前に知っておきたい6つの項目をお伝えします。

次に、「実践編」で、本番でのお役立ちフレーズを、紹介します。

最後に、「復習編」で、チェックシートのおまけ付きです。

 

この記事を読むことで、少しでも、あなたのプレゼンが、満足するものに近づきますように、、。

 

ご活用頂けますと、幸いです。

 

では、さっそくはじめましょう!

 

1-1知って得する「プレゼンの心がまえ」

 

まず、英語でプレゼンをする時に、大切なことは、完璧にしようと思わないことです。

 

一般的に英語を話せるようになるには、2000時間は必要と言われています。

 

もし現在、あなたが英語を話せない状況であれば、、今からどれだけガリガリと勉強をしても、プレゼンには間に合いませんよね。

 

しかも、お仕事や勉強で忙しく、時間に追われている場合は、、なおさらです。

 

まず、前提として、私たち日本人は、ネイティブスピーカーではないということを心に止めておいて下さい。

 

プレゼンを聞く相手は、英語のスピーチ大会に出ているわけではないので、多少の文法の間違いがあったとしても、多めに見てくれることが多いです。

 

大切なことは、「プレゼンの目的」を忘れないことです。

 

プレゼンは、、「自分の伝えたいことを分かりやすく相手に伝えること」です。

 

あなたが日頃、携わっているお仕事の内容を英語に変換していくことを目標に、取り組んでいきましょう。

 

ぜひ、自信をもって下さいね。

 

「英語のプレゼンを任される」ということは、あなたの今されているお仕事、もしくは勉強が、大切なもので、”海外の人に伝える価値がある内容”だということです。

 

おそらく、お仕事などの内容は、しっかり把握されていると思います。

そこを整理していきましょう。

 

もし、「まだ、把握できていない、、。」

 

ということであれば、ご自身のお仕事を棚卸しするチャンスでもあります。

 

頑張っていきましょう!

 

1-2成功するプレゼンの「3つの型」とは?

 

突然ですが、プレゼンの資料を作るコツって分かりますでしょうか?

 

そうです。

 

「シンプル」かつ「結論をわかりやすく」

 

一度、プレゼンをしてみると分かると思うのですが、英語でも日本語でも、基本的にプレゼンの方法は、変わりません。

 

プレゼンをスムーズにしてくれる「基本の形式」が、3つほどあります。

 

掲載しておきますね。

 

【プレゼンの3つの形式】

 

◆SDS法 (Summary, Detail, Summary)

 

1要約    ポイントを短く集約し伝える

2詳細    要約した部分の詳細を伝える

3再び要点  ポイントを復唱する 

 

 

◆PREP法(Point, Reason, Example, Point)

 

1要点   プレゼンのポイントを伝える

2理由   そのポイントが大切な理由を述べる

3例    具体例をあげる

4再び要点 ポイントを復唱する

 

◆DESC法(Describe, Express, Suggest, Consequence)

 

1描写  客観的な事実を伝える 

2表現  主観的な意見や問題点を伝える

3提案  解決方法を提案する

4結果  その結果を述べる

 

さて、今回のあなたの伝えたい内容に、相応しい型はどれでしょうか。

 

状況に合わせて、伝えやすい型を選び、当てはめて見て下さいね。

あなたの思いの伝わるプレゼンに、なるはずです。

 

じっくり考えてみましょう。

 

1-3効率アップ!スライドの作成法

 

「プレゼンの型」が定まったら、実際にスライドを作っていきましょう。

 

自分の伝えたいことを、スライドに盛り込むことも、もちろん大切です。

 

しかし、それに加えて、聞き手が聞きたい話になっているか、聞き手の視点で、資料を作成することが、成功の秘訣です。

 

聞き手のニーズを把握して、準備をするように、心がけましょう!

 

【効率的なスライド作成の流れ】

 

1伝えたい内容を決め、ノートに書く

2パワーポイントで作成する

3英語に変換していく

 

まず、効率的に進める方法として、伝えたい内容を決めましょう。

 

それを、ノートに、ひとまず日本語で書いてみると、整理ができます。

 

例えば、A4の紙に、四角い枠をスライドに見立てて何個か書きます。

そして、「話す内容」や「順番」など、タイトルをつけて、各々に記入していきます。

 

スライドの内容がある程度決まれば、パワーポイントで、資料作成開始です。

 

まずは、日本語で流れを作った後に、インターネットや英語の本などを活用しながら、英文を整えていきましょう。

 

できる限り簡単な単語を使用することが、ポイントです。

 

英語でさっと文章を入れることが可能なら、はじめから英語でかまいません。

 

しかし、ひとつひとつの単語を調べて、入力していく場合は、後からまとめて行ったほうが効率的です。

 

もし、何か手持ちの英語のデータを活用できる場合は、添付や加工をしていくと、時間の短縮になります。

 

(その際、スペルチェックは、お忘れなく。)

 

作成後は、英語の得意な同僚や友人に、文章をチェックしてもらうと、より精度が上がるかと思います。

 

スライドを作成するのは大変です。

 

しかし、できあがった資料は、立派な自分の財産となるので、なんとか乗り越えましょう!

 

1-4スライドの棒読みは、NG!

 

さて、スライドが出来たら、実際に、声に出して練習しましょう。

 

基本的に、スライドには、ポイントとなる言葉だけが書かれていますよね。

 

もちろん、その流れにそって伝えていくことになります。

しかし、スライドだけでは、緊張して、不安になると思います。

 

そこで、、スライドの資料とは別の、「あなた用の原稿」を用意するといいですね。

 

作成した原稿を、暗記をする必要はないです。

あくまでも、本番に、「あなたの言葉」として話すための、メモのようなものです。

 

この段階で、しっかり準備をしておくと、本番も伝えたいことの表現方法の幅が広がるでしょう。

 

【スライド作成後の流れ】

 

・スライドを通して読み、違和感がないかチェック。

・自分用の原稿を作る。

・スライドと作成した原稿を見ながら、話す練習をする。

 

プレゼンをするときに、注意が必要なのは、「ただ、スライドに書かれている英文を読むだ

け」になってしまわないようにすることです。

 

英文を正しく読めたところで、抑揚や強弱がない。

もしくは、棒読みになってしまっていては、聞き手に興味を持ってもらえません。

 

文法の使い方や、単語の選び方が、多少間違っていても、かまいません。

聞き手の表情をみながら、心を込めて、伝えることを、意識しましょう。

 

『シンプルに、自分の言葉として伝えること。』

 

説得力をもたせるために、数字や事実を交えておくのも、いいですね。

論理的に説明すると、聞き手も納得してくれるでしょう。

 

1-5直訳に固執せず、シンプルに

 

ところで、あなたは「日本語」で、プレゼンをしたことがあるでしょうか。

 

もしあるなら、「ただ言語が違うだけ」とイメージしてみましょう。

そうすると、簡単に思えるのではないでしょうか。

 

逆転の発想をしてみると、日本人が、英語を使用する場合、語彙が限定されます。

 

伝えたいことだけを、シンプルに伝えることが、できます

 

英語は、「結論を先にいう言語」とよく言われます。

簡潔に述べることに向いている言語です。

 

ぜひストレートに伝えましょう!

 

例えば、下記の例を見て下さい。

 

日本語を英語に直訳しようとすると、まわりくどくなってしまう場合があります。

 

気をつけましょう。

 

例 :この度は、長時間お聴き頂き、お疲れさまです。感謝いたします。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

【直訳】Thank you very much for your listening for a long time.

              You must be tired...I fully appreciate your listening...

 

【シンプルな言い回し】Thank you very much for your listening.

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

いかがでしょうか。

 

シンプルな言い回しでも、意味は、充分伝わりますよね。

 

伝える方法は、多様にありますが、まずは基本を覚えましょう。

 

「アレも、コレも」と覚えていくと、、暗記しなければ!と焦ってしまいます。

その結果、自分の言葉になりません。

 

また、プレゼン自体が、重荷になります。

 

余計にプレッシャーを感じてしまうでしょう。

 

はじめての時や、時間に余裕のない時は、難しい表現を覚えることに、パワーを使う必要はありません。

 

むしろ、その時間を使って、「プレゼンの基本」を思い出しておいた方がよいでしょう。

 

【プレゼンの基本】

 

◆大きな声で

◆周りを見渡し

◆笑顔で

 

率直にいって、「英語を話す」という技術は、学んでも、すぐには上達はしません。

 

しかし、「コミュニケーションをとる」ことは、意識すれば、すぐに改善できますね。

 

少しの心がけで、場の雰囲気を何倍も、良くできるとしたら、、。

 

使わない手はありません。

 

例えば、「早めにプレゼン会場で準備をはじめ、聞き手と話をし、緊張を和らげる」というのもいいかもしれませんね。

 

1-6”発音の壁”の攻略法

 

日本人は、「発音」が苦手、、。

 

そう言っても過言ではない、と思います。

 

それもそのはず、私達の受けてきた学校の授業って、どちらかといえば文法中心ですよね。

 

おそらく、発音を丁寧に教えてもらった記憶って、、あまりないかと思います。

 

練習しなければ、もちろん、得意にはなりません。

 

日本人の発音で、特に伝わりづらい代表的な音としては、「L」と「R」があります。

 

できるだけ聞き取ってもらえるよう、配慮して話す必要はありますが、、。

 

私たちはネイティブスピーカーではないので、「完璧な発音」を目指す必要はないです。

 

例えば、中国、韓国、東南アジアなど、お互いに母国語でない場合。

 

この場合は、相手も発音に、何らかの「なまり」をもっています。

 

話す者同士、「お互い様」という感覚もあり、気にしない場合が多いです。

 

しかし、欧米など、ネイティブスピーカーに対して、プレゼンをする場合は、ある程度の覚悟が必要です。

 

できるだけ、「抑揚」や「強弱」をつけ、ネイティブになりきったつもりで、おおげさに話してみましょう。


以上が、準備編となります。

 

これまでの6つの項目を踏まえ、本番までに、何度も練習してみましょう。

 

練習の回数が多ければ、多いほど、きっと、良いプレゼンになるはずです。

 

では、これからは、いよいよ、本番のプレゼンで、役立つフレーズを紹介していきます。

 

実践編に移りましょう!

 

2実践編 〜「知っててよかった!」役立ちフレーズ集〜

まずは、「あいさつ」と「自己紹介」のお役立ちフレーズから、ご紹介です!


1. 皆さま、こんにちは。

 

◆Good morning, everyone.

◆Good afternoon, everyone.

◆Good evening, everyone.

 

<ワンポイントアドバイス>

 

プレゼンの最中は、できるだけ丁寧な言い回しを使いたいですね。

はじめの挨拶では、上記の表現が「感じ良いな」と思います。

 

もちろん ”Hello” や ”Hi” でも大丈夫ですが、少しカジュアルな印象が強いです。


2. ようこそ、私どもの会社にお越し下さいました。

 

◆Welcome to our company!

 

<ワンポイントアドバイス>

 

会社や学校に聞き手を招いて発表をする時は、この表現を使ってみましょう。


3. 本日は起こし下さいまして、ありがとうございます。

 

◆Thank you very much for coming today.

 

<ワンポイントアドバイス>

 

時間をかけて会場に来てくださった方に感謝を伝えるときも、シンプルな英語表現が適切です!

 

4. はじめに自己紹介をさせてください。

 

◆Let me introduce myself first.

 

<ワンポイントアドバイス>

 

挨拶を済ませたら、自己紹介をしましょう。

 

名前を言う前に、サッとこのフレーズがでてくると素敵です。

 

5. 私はABC社の田中ユミと申します。

 

◆My name is Yumi Tanaka from ABC company.

 

<ワンポイントアドバイス>

 

名前はフルネームで伝える方が、より丁寧な印象になります。


6. 私は田中ユミと申しまして、出荷の担当しております。

 

◆My name is Yumi Tanaka and I am responsible for delivery.

 

<ワンポイントアドバイス>

 

会社では、部署名や役職を添えて、伝えるのが一般的ですね。

 

2-2 目的を伝えよう

 

次に、今回の「プレゼンの目的」を伝えるときのお役立ちフレーズです!

 

1. 本日は、○○をするためにここに、います。

 

◆I’m here today to ○○.

 

<ワンポイントアドバイス>

 

○○には動詞の原型を入れて、使用しましょう。

プレゼンでは、下記の単語が役立ちますので、使ってみて下さい。

 

・show(見せる)

・explain(説明する)

・introduce(紹介する)

 

さらに、、

 

・report(報告する)

・discuss(話し合う)

 

など、です。


2. 本日のプレゼンテーションの目的は○○です。

 

◆The purpose of today’s presentation is to ○○.

 

<ワンポイントアドバイス>

 

「目的」を表す”purpose”を使うと、よりカッチリとした印象になります。


3.本日は、○○についてお話したいです。

 

◆ I’d like to talk to you about ○○ today.

 

<ワンポイントアドバイス>

 

“ I’d like to talk” は、どの場面でも、非常に使いやすい表現です。

 

ぜひ覚えておくといいですね。


4. 3つの要点を説明します。まず○○、次に△△、そして最後に□□です。

 

◆I plan to explain three points. Firstly ○○, secondly △△, and finally □□.

 

<ワンポイントアドバイス>

 

話の内容を、3つに分けると、聞きやすいプレゼンになります。

 

5. 約20分、話をする予定です。

 

◆I plan to speak for about 20 minutes.

 

<ワンポイントアドバイス>

 

プレゼンの冒頭で、どのくらいの時間を要するか伝えておくと、聞き手も安心です。

 

2-3 本題に入るには

 

本題をはじめるときは、、

 

はじめましょう。

◆Let’s start.

 

<ワンポイントアドバイス>

 

他にも言い回しはありますが、この表現がシンプルで使いやすいですね。

 

2-4 話を区切りたい

 

1つのセクションが終わる時には、、。

 

以上で、私の発表の最初のパートは、終わりです。

 

◆So, that concludes the first part of my presentation.

 

<ワンポイントアドバイス>

 

自分のパートが終わったら、このフレーズを使ってみましょう。

 

“conclude”は「結論を出す」や「終了する」という意味があります。

 

2-5 次の話題に移るときは

 

次の話題に移るときには、、。

 

1. では、次のセクションに移りましょう。

 

◆Now, let’s move on to the next section.

 

<ワンポイントアドバイス>

 

こちらも、とても使いやすいフレーズです。

”move on”は「先へ進む」という意味です。


2. では、次に○○に移りたいと思います。

 

◆Now, I’d like to move on to ○○.

 

<ワンポイントアドバイス>

 

「では」というニュアンスを出せる”Now”

 

文頭に持ってくると、仕切りなおす感じが伝わり、便利です。

 

2-6内容をまとめると

 

一通り、プレゼンの内容を説明し、話をまとめるときは、、

 

1. 以上で、最後の部分が終わりました。

 

◆That brings us to the end of the final part.

 

<ワンポイントアドバイス>

 

直訳は、「私達を終わりにもってくる」ですが、、。

 

この表現が使えると、「上級者だな」と思われます。

覚えておくといいかもしれません。

 

2. まとめとして、もう一度、大事なポイントをみていきましょう。

 

◆Just to summarize, let’s quickly look at the main points again.

 

<ワンポイントアドバイス>

 

最後に復習をかねて、重要なキーワードについてもう一度語るときに使えます。

聞き手に、再度、大事なポイントを伝えたければ、使用しましょう。

 

2-7 しめの言葉

 

プレゼンの説明を終え、皆さんに挨拶をするときは、、。

 

ご清聴ありがとうございました。

 

◆Thank you for listening.

 

<ワンポイントアドバイス>

 

必ず使える便利なフレーズです。

長時間に渡るプレゼンテーションでも、ちょっとした報告の時にも、両方に使えます。

 

2-8 質問に答えよう

 

プレゼンは終わったけど、最後に質問の時間がある。

 

そんなときに、使えるフレーズをご紹介します。

 

質問を受けるときは、、。

 

1. もし質問があれば、気軽に聞いてください。

 

◆If anyone has any questions, please feel free to ask them.

 

2. 質問には、頑張ってお答えしたいと思います。

 

◆I’ll do my best to answer your questions.


質問に答えるときは、、。

 

3. いい質問ですね。

 

◆That is a good question.

 

4. いいところに気づかれましたね。

 

◆That is a good point.

 

5. 先ほども申し上げたように、○○。

 

◆As I mentioned earlier, ○○.


質問がわからなかった時は、、。


6. もう一度、質問して下さいませんか?

 

◆Could you repeat your question again?

 

<ワンポイントアドバイス>

 

英語の質問は、聞きとれないことも、よくあります。

しかし、聞き取れなくても大丈夫です。

 

慌てずに、もう一度質問を繰り返してもらいましょう!


いかがでしたでしょうか。

 

以上で、実践編は終了です。

 

これらのフレーズを通して、プレゼンの流れを少しでもつかんでいただけると、幸いです。

 

今回、ご紹介した英語フレーズを押さえるだけでも、かなりスムーズに進行できるはずです。

 

聞き手がきちんと理解できるよう、落ち着いて対応すれば、満足できるプレゼンに、なることでしょう。

 

3復習編 〜カンタン・ステップアップ!〜

「終わってよかった〜。」

 

そんな時は、ホッとして、「もうプレゼンのことなんて、忘れてしまいたい」と、思うかもしれません。

 

しかし、緊張して話し終えたときこそ、プレゼンがうまくなるチャンスです。

 

今後も、プレゼンをする機会があるなら、せっかくですので、復習しておきましょう!

 

3-1これだけは、おさえよう!

 

プレゼンが終わった後は、、。

 

下記の3つのチェックポイントで、おさらいをしていきましょう。

 

☑チェック1→ 流れはスムーズでしたか?

 

◆あいさつ・目的

◆プレゼンの発表内容

◆質疑応答


☑チェック2→ 内容はうまく伝えられましたか?

 

◆目的について

◆具体例について

◆フレーズの適切な使用


☑チェック3→結論はうまく伝えられましたか?

 

◆概要を伝えられたか

◆シメの言葉と質疑応答

◆良い印象で締めくくる


以上を、確認してみましょう。

もし改善できそうな部分があれば、メモして下さいね。

 

次のプレゼンに活かしましょう。

 

3-2よいプレゼンにする「3つのコツ」

 

よいプレゼンにするために、あと3つ、おさらいをしておきましょう。


【3つのコツ】

 

◆時間配分

◆スピード

◆上手に聞こえる話し方

 

です。


【適切な時間配分とは?】

 

『導入:本題:結論=2:5:2』


【話すスピードの目安】

 

1分間で300字程度。

10分なら3000字程度が、聞きやすいと言われています。


【上手に聞こえる話し方】

 

日本語は、どちらかと言えば、抑揚の少ない言語です。

英語を話す時は、抑揚をつける意識をすると、上手に聞こえます。


ネイティブスピーカーのスピーキングをネットなどで聞いて、真似してみるといいですね。

 

ポイントとしては、、プレゼン中は、苦笑いしたりしないよう注意して下さい。

 

聞き手にとっては、自信のない素振りばかりが目についてしまいます。

 

その結果、話が入ってこなくなる可能性があります。

 

3-3魅力あるスライドにするには?

 

本番に使ったスライドを改善するとしたら、どうしましょうか。

 

スライドは、あくまでも発表を補足するツールなので、やはりシンプルがベストです。

 

本当に伝えたい言葉を選び出すことを、心がけましょう。

 

魅力的なスライドのポイントを、まとめておきます。

 

【魅力的なスライドとは?】

 

◆文字が少なく、言葉がシンプル。

◆スライドの文字が大きく見やすい。

◆グラフや写真などのデータが、明確。

 

スライドはあくまでも、プレゼンの補足資料です。

 

主役は、話し手のあなたです。

 

スライドに、頼りすぎないよう注意しましょう。

 

そして、、必ず、聞き手に、どんなメリットがあるかを伝えるよう、工夫をしましょう。

 

3-4もっと、上達したいなら、、

 

ある程度、おさらいが終わったら、一流の方々のプレゼンを聞いてみましょう。

 

スティーブ・ジョブズなどを見てみると、非常に、勉強になります。

 

早口で何を言っているかわからなくてもいいです。

 

とにかく聴いてみると、たくさんの気づきがあるはずです。


【一流のプレゼンを聞く時、注目するポイント】


◆身振り、手振り

◆スライドの使い方

◆よく使っている言い回しなど、


すぐに取り入れられそうな部分も、たくさん見つかると思います。

 

ぜひご自身のプレゼンに、取り入れていきましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

【決定版】サラっと読むだけ!英語プレゼン恐怖症を和らげるコツ&フレーズ集

 

今回は、「準備編」「実践編」「復習編」の3つに分けて、お届けしました。


「プレゼンって、本当にニガテ、、。」

 

誰もが、感じるものです。

 

しかし、コツさえつかめば、プレゼンも怖くありません。

 

◆「自分が何を言いたいか」

◆「相手へのメリットは」

◆「どのような流れで伝えるか」

 

をポイントに、「スライド」と「自分の原稿」も準備する。


準備が整ったら、本番前に、何度も練習をしてみる。

 

当たり前のことに思えますが、練習でできるようになれば、本番でもきっと成功するでしょう。

 

ポイントとなってくるのは、「原稿を棒読みしないこと」です。

 

「難しい表現」や「上級者」と思われる努力は、必要はありません。

 

自分の使いやすい単語や表現を使いましょう。

シンプルに伝えることで、「あなたらしい」プレゼンとなります。

 

◆スライドは補足の資料

◆原稿の丸暗記は不要

◆主役は「あなた」自身


とはいえ、誰しも不安になると思います。

 

結局のところ、、場数を踏むことが、プレゼン恐怖症を和らげます。

 

つまり、はじめは、「みんな、緊張するはず!」なのです。

 

自転車に乗るのと一緒で、「はじめからスイスイのれる人は、いない」ですよね。

 

何度もトライすることで、うまくなっていくものだと思います。

 

「実践編」の英語表現は、ほんの一部ですが、知っていると、とても役立ちます。

 

ここから、少しづつ使える表現が増えていくと、プレゼンもきっと楽しくなっていくはずです!

 

プレゼンで、「あなたの思い」がきちんと伝わり「やった!」という達成感が、味わえますように。

 

この記事が少しでも、あなたのプレゼン成功に、お役に立てると光栄です。

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