海外への長距離フライトを快適に乗り切る工夫【パート2：機内編】 論文翻訳・英文校正　研究者専門の翻訳会社　ワールド翻訳サービス

海外への長距離フライトを快適に乗り切る工夫【パート１：荷物編】では、
持ち物の準備や収納の工夫についてご紹介しました。
 
今回は続編として、機内での過ごし方の工夫をまとめました。
エコノミークラスでの体験をもとにした内容になりますが、
出張や旅行で長時間フライトに臨まれる方のご参考になれば幸いです。

長距離フライトで特に負担を感じやすいのが、
乾燥や騒音といった細かなストレスではないかと思います。
少しでもそのストレスを軽減するために、
筆者が機内に持ち込んでいるアイテムを4つに絞ってご紹介します。
 

機内の湿度は20％以下になることもあり、
気づかないうちに脱水状態になることがあります。
体調を崩さないためにも、意識的な水分補給はとても大切です。
 
筆者は、軽量タイプのマイボトル（エコボトル）を持参しています。
空港の保安検査を通過した後、搭乗ゲート付近のウォーターサーバーや
給水スポットでボトルに水を入れておけば、
機内サービスを待たずにすぐ水分補給ができるので便利です。
 
また、水出し用のティーバッグを数個持っておくと、
エコボトルの中でお茶を作ることもできます。
 
筆者は、カテキンの殺菌効果に期待してフライト中に緑茶を飲みますが、
外資系航空会社では冷たい緑茶が機内サービスにないことが多いため、
自分で準備するようにしています。
 
また、日本の空港は比較的良心的なのですが、
海外の空港では500mlの水が500円以上することも珍しくありません。
「ちょっと水を買いたいだけなのに…」と感じたことがある方には、
マイボトル＋給水スポットの活用がおすすめです。
 

筆者が長距離フライトに持ち込む“マストアイテム”のひとつが、
個包装タイプの固形はちみつです。
 
はちみつには天然の殺菌作用があり、
乾燥しがちな機内での喉の保護や保湿にぴったりです。
咳や声枯れの予防につながるので、
到着後に人前で話す予定がある方には特におすすめです。
個包装のものなら、液体はちみつと違って
手を汚さずに食べられますし、持ち運びも便利です。
 
ほんのり甘いはちみつを口に含むと、
リラックスできて眠りにもつきやすくなる気がします。
 

のどが弱い方や、到着後に声を出す予定がある方には、
濡れマスク（加湿マスク）の使用を特におすすめします。
 
ドラッグストアなどで手軽に購入可能ですし、
普通のマスクと比べて、喉の快適さが明らかに違うと感じます。
 
筆者は今回の13時間フライトは1枚で十分持ちましたが、
長時間の移動やトランジットがある場合に備えて、
予備を数枚用意しておくとより安心です。
 
特に出張などで「到着してすぐ話す・発表する」予定のある方には、
乾燥しがちな機内での喉・唇の保湿アイテムとして、
大きな助けになるグッズではないかと思います。
 

機内ではエンジン音や周囲の会話など、避けられない環境音が常に耳に入ってきます。
こうした雑音が積み重なり、知らず知らずのうちに疲労の原因になることもありますが、
そのストレスを軽減できるのがノイズキャンセリング機能付きイヤフォンです。
 
音楽を流さずに無音状態を作るだけでも、疲労感が軽減されると感じます。
特にフライト後すぐに会議や打ち合わせがあるような出張時は、
静かな環境で少しでも脳を休ませることが大切です。
 
好きな音楽やポッドキャストをダウンロードしておけば、
ノイズキャンセリング機能のおかげでクリアな音質を楽しめるのも魅力です。
エンジン音にかき消されがちな低音や繊細な音も聴き取りやすく、
自分だけのリラックスタイムとしても活用できます。

以上、２回にわたり「海外への長距離フライトを快適に乗り切る工夫」をご紹介しました。
忙しい予定の合間を縫っての長時間の移動は、
想像以上に身体や気持ちに負担がかかるものです。
 
少しの工夫で移動中の疲労を和らげ、
到着後のパフォーマンス維持に役立てていただければ幸いです。
 

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