数を数えるときの「正」の字、英語圏では?

2023年3月2日 17時07分

日本では、数字を紙に書いてカウントする場合、「正」の字を使うのが一般的ですが、
英語圏ではどのように数えるか、皆さんご存知でしょうか。

この記事を書こうと思いついたのは、
日本に住む欧州出身の友人から聞いたエピソードがきっかけです。

彼が職場の食事会に参加した際、
参加者の飲み物のオーダーを聞いて紙に数を書いていたところ、
それを見た日本人の同僚に驚かれたそうです。

こちらがその数の数え方です。

1~4までは縦線を書いていき、5本目は斜め線を入れる、というものです。
この数え方は、英語ではTally marksと呼ばれるもので、
ヨーロッパ、オーストラリア、北アメリカなどで使われているそうです。

日本人の同僚がなぜ驚いたのかというと、「3」の縦線3本を見て、
ビールを111本も頼むのかと勘違いしたからだそうです!
確かに、日本では馴染みがない数え方ですよね。

ちなみに、上の画像の「5」の斜め線は左斜め線となっていますが、
右斜めに書く場合もあり、特に決まりはないみたいです。

インターネットで世界の数の数え方について調べてみると、
日本と同じように「正」の字を使う国(中国や韓国)、
四角を一辺ずつ書いていき、「5」で四角の中に対角線を1本書く国など、
様々な数え方があるようです。

ところ変われば、数の数え方にもこんな違いがあるのですね。
非常に面白い発見でした。

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